兵庫県知事の斉藤元彦氏が現在、テレビやネットで炎上しているようです。
斉藤元彦知事のパワハラ疑惑についての告発文がリークされ、現在大騒動になっています。
パワハラ内容については、プライベートなど関係なく土日にチャットで指示をしているなど他多数。
そのため、詳しく調査してみました。
何した?斉藤元彦知事の炎上問題!
兵庫県の斉藤元彦知事が現在、パワハラなどの告発文問題で炎上問題にあっています。
斉藤元彦知事はいったい何をして、なにがあったのでしょう。
時系列にすると以下の出来事がありました。
時期 | 内容 |
---|---|
3月中旬 | 報道機関などに斉藤元彦知事に関する告発文が匿名で届く |
3月25日 | 県副知事らが西播磨県民局の県民局長のパソコンを押収。告発文のデータが見つかる |
3月27日 | 斉藤元彦知事、告発文を「事実無根、嘘八百」と否定し、「被害届・告訴」もすると会見 |
3月27日 | 県民局長を解任。県民局長が四日後に控えていた退職予定を取り消し。 |
5月7日 | 元県民局長を3ヵ月停職へ |
6月14日 | 第1回百条委員会(自治体の事務に関して疑惑や不祥事があった際、事実関係を調査するため、地方自治法100条に基づいて地方議会が設置する特別委員会。) |
6月27日 | 第2回百条委員会 |
7月7日 | 元県民局長、遺書を書いて自死する |
7月11日 | 斉藤元彦知事、知事辞任を否定 |
7月19日 | 第3回百条委員会 |
匿名で送られた告発文の中には七つの項目でまとめられており、そのうち「パワハラ」に関する記述もみられたようです。
この一連の流れで、斉藤元彦知事に対する批判が相次いでいるようでネットでは炎上が起きてしまいました。
斉藤元彦知事のパワハラ内容とは!?
では、告発文に書かれていた告発文とはいったいどのような内容だったのでしょうか。
告発文は7つの項目にまとめて書かれており、『パワハラ』に関しては最後の七項目めに記されていました。
どのような内容が書いてあったのでしょうか。
①プライベート関係なく幹部に休日にチャットで指示!
告発文に書かれていたことによれば、幹部に対して休日や昼夜問わず指示をチャットで送ることがあったそうです。
たとえそれが夜中でもおかまいなしに矢のように送っていたようです。
日頃から自分の気に入らない職員が返信を遅れると「やる気がない」と非難。
返信が早すぎると「こんなことで僕の貴重な休み時間を邪魔するのか」と文句を言っていたとのこと。
告発文に書かれていたことが本当なら、今の時代にそぐわないのかもしれませんね。
②気に入らないことがあれば部下を怒鳴りつける
普段から執務室や出張先など、自分の気に入らないことがあれば部下を怒鳴りつけることが度々あったようです。
そのパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくるほどだとか。
この問題を受け、知事は自ら全職員に緊急アンケートをとりました。
自身の言動がパワハラにあたるのかを調査したようです。
結果、職員からパワハラを受けたというアンケート結果が出てしまったとのこと。
そのため、百条委員会の設置に踏み切られたようです。
怒鳴るなどの認識が部下と違ったのかはわかりませんが、受け取り方はそれぞれあるのかもしれませんね。
③出張先施設で出迎えの職員を怒鳴り散らす!
出張先の施設に出向いたときのこと。
その施設のエントランスが車両の乗り入れが禁止だったため、施設の約20m手前で停車し斎藤元彦知事を降ろしたとのこと。
しかし、その行動が逆鱗に触れてしまい出迎えた職員や関係者に対して怒鳴り散らす様子があったとのこと。
この件に関して斉藤元彦知事はこのように弁解しています。
「時間が限られている中で、少し私からすると適切ではない段取りがあったので注意をしたことはある。それなりに厳しい口調で注意をしたが、社会通念上の範囲内で注意したと認識している」
MBSNEWS
告発文に書かれていたことが本当ならば、場所など関係なくの行為なのかもしれませんね。
④自分の知らないことがあれば担当者を呼び出し説教
行政の取り組みなどについて自分の知らないことがテレビで取り上げられ評判になったことがあったとのこと。
そのときに、自分には知らされていないことに腹を立て「聞いてない」と担当者を呼び出ししたそうです。
その後、執拗に責め立てて説教をしたとのこと。
自分が知らないことは嫌な性格だったのでしょうか。
告発文が本当なら、部下の仕事全て報告しないといけないことになるかもしれませんね。
⑤知事レクで机を叩いて激怒
知事の業務の一つに「知事レク」と呼ばれる『戦略的広報活動』というものがあります。
その知事レクにて、自分の気に入らない意見や話し合いがあると机を叩いて激怒する様子があったとのこと。
そのようなことが本当なら、会議に参加して発言する部下も怖くて発言できなくなるかもしれませんね。
⑥気に入らない職員を左遷
公務員は基本的に年度ごとに人事異動があります。
その人事異動の際に、気に入らない職員がいる場合に左遷をする指示を出していたとのこと。
今まで左遷をされた職員は多くいるとのことです。
告発文の内容が本当なら、斉藤元彦知事に気に入られないとと思うかもしれません。
職場内で同じポジションにい続けるのは難しいかもしれませんね。
⑦イベントで個室を用意しないと罵倒
イベントがある際に、知事専用の控室(個室)を用意しないと職員が罵倒されることがあるようです。
そのため、職員は罵倒されないようにイベント会場施設の授乳室を控室代わりに使用しました。
結果、県民の施設利用者が授乳室を使えるなくなり大変困ったことがあったとのこと。
その件に関して斉藤元彦知事はこのように弁解していました。
斎藤知事は「一時的に使用したのは事実だが、授乳室だったと指摘で初めて知った。ご迷惑をおかけし、申し訳ない」と陳謝した。
読売新聞
一時的に使用したことを認めましたが、授乳室だとは知らなかったとのこと。
斎藤知事への忖度からこのような結果になってしまったのかもしれませんね。
斉藤元彦知事は告発文を否定
斎藤元彦知事は内部告発である告発文に書かれている全てを否定しました。
兵庫県の斎藤元彦知事は20日の記者会見で、自身に関する内部告発で指摘された7件の疑惑について、全て否定した。
職員へのパワハラ疑惑を巡っては、業務上必要な指導だったと釈明。
「コミュニケーション不足という指摘は 真摯しんし に受け止め、反省しなければならない」と述べた。
読売新聞オンライン
告発文の内容全てに対して否定をし、職員へのパワハラもコミュニケーション不足という認識のようです。
ということは解釈や認識の違いだけで、事実もあったということでしょうか。
今回、告発文を書いたと思われる元県民局長が亡くなられたことで、事実かどうかが曖昧になってしまいました。
今後の百条員会での言動が注目されそうです。
【何した】斎藤元彦知事のパワハラ内容7選!幹部に休日にチャットで指示⁉・まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまで、斉藤元彦知事のパワハラの内容と思われる事項を調査してきました。
- プライベート関係なく幹部に休日にチャットで指示!
- 気に入らないことがあれば部下を怒鳴りつける
- 出張先施設で出迎えの職員を怒鳴り散らす!
- 自分の知らないことがあれば担当者を呼び出し説教
- 知事レクで机を叩いて激怒
- 気に入らない職員を左遷
- イベントで個室を用意しないと罵倒
告発文の内容が真実かどうかは未だ不明なままです。
今後の第三者機関である百条員会で明らかになるのかもしれません。
今回の件で、亡くなられた元県民局長のご冥福をお祈り申し上げます。