パリオリンピック日本代表選手に選ばれていた宮田笙子選手。
パリオリンピックを目前にして飲酒・喫煙問題が浮上し世間を驚かせています。
モナコでも飲酒喫煙が疑われるなか、実際はお酒とたばこがどこでばれたかを調査しました。
宮田笙子に何があった?
宮田笙子さんは、パリオリンピックに出場予定だった体操選手です。
2024年7月19日に、突然のオリンピック代表辞退のニュースが飛び込んできました。
体操女子のパリ五輪日本代表で主将にまで選ばれていた矢先の出来事でした。
オリンピック代表選手でありながら、オリンピック代表の行動規範を逸脱してしまったとのこと。
そのため、パリ五輪を辞退することになり世間からは賛否両論が出ています。
以前にもパリオリンピック代表候補のスケート選手が飲酒問題によりペナルティを受けているのでなおのこと議論が大きいようです。
お酒とたばこはどこでばれた?
宮田笙子選手は飲酒・喫煙の疑惑があり、日本体操協会より聞き取り調査を受けました。
聞き取り調査の結果、飲酒・喫煙の事実がバレてしまったとのこと。
喫煙の疑いが浮上した宮田を事前合宿地のモナコから帰国させ、18日に直接聞き取り調査を行った結果、喫煙と飲酒行為が発覚したという。
スポニチ
今回、オリンピックの事前合宿地のモナコから緊急で帰国させられたとのことです。
そのため、どこでお酒とタバコの飲酒喫煙がバレてしまったのかが気になるという世間の声も聞こえてきました。
なぜ気になるのかというと、どこで飲酒・喫煙したかによって法律が違ってくるからとのことです。
- モナコ:お酒・タバコは18歳から飲酒・喫煙可能。
- 日本:お酒・タバコともに20歳から
モナコは18歳以上、日本は20歳以上と年齢に差があります。
19歳の宮田笙子選手は、モナコなら法律的にOKですが日本なら法律的にNGです。
もちろん日本人なので、ラインは20歳なのですがどこで飲酒喫煙したのかが気になりますね!
飲酒・喫煙をしたのは東京都内と東京・北区のナショナルトレーニングセンターだった!
日本体操協会の聞き取り調査で、お酒とタバコの飲酒・喫煙をしていた場所が発覚しました。
そして、18日、帰国した宮田選手に聞き取り調査を行ったところ、先月末から今月にかけて都内で喫煙をしたほか、東京・北区のナショナルトレーニングセンターの宿泊施設で飲酒をしたことを確認したということです。
NHK
6月下旬から7月上旬の間に少なくとも1回ずつは認められたとのこと。
また、新たに東京・北区のナショナルトレーニングセンターの宿泊施設での飲酒があったことを発表されています。
内部告発でお酒とタバコがバレたのはモナコでの合宿中でしたが、飲酒・喫煙をしていたのは日本でのことでした。
日本での飲酒・喫煙なら完全に法律的にアウトとなってしまいます!
モナコでも飲酒・喫煙していた噂
飲酒・喫煙していたと認められたのは日本でとのことですが、モナコに滞在中は全くなかったのでしょうか。
僕が取材したところでは、飲酒、喫煙をしていたというのは周りの人たちがもっと前から認識していたという感じ。
スポーツ報知
番組に出ていたスポーツライターの小林信也氏がこのように話をしていました。
飲酒・喫煙は今に始まったことではなく、もっと以前から周りの人たちも認識していた事実だったとのこと。
今回発表では、お酒とタバコがバレたのは1回だけだったとのことです。
しかし、本当に初めての1回ぽっきりだったのか疑問視される声も聞こえてきました。
調査したところ、モナコのタバコへの規制は日本との違いがありました。
ホテルやレストラン、駅構内、屋内は全て喫煙禁止。 屋外では喫煙可能です。
OTOA
駅構内・屋内は喫煙禁止ですが、屋外なら喫煙可能だそうです。
モナコで喫煙をするとしたら外に出て吸うしかなさそうです。
モナコで飲酒・喫煙していたという情報はまだありませんが、可能性がないとも言い切れませんね。
オリンピック代表権はく奪
今回の飲酒・喫煙を受けて宮田笙子選手はパリオリンピックの代表権を辞任しました。
辞任となっていますが、事実上の代表権はく奪だととらえることもできそうです。
五輪では団体総合で60年ぶりのメダルを狙う日本のエースとして期待されていた。
女子代表は欠員を補充せず、五輪は4人で出場する。
jiji.com
2022年の世界選手権にて種目別平均台の競技で銀メダルを獲得していた宮田笙子選手。
日本にメダルをもたらしてくれる逸材だっただけに、世間のショックは隠せません。
結局、日本チームは選手を補充せずにパリオリンピックに挑むとのことです。
日本オリンピックチーム『TEAM JAPAN』と日本体操協会の規範とは
オリンピック代表選手に課せられる選手としての行動規範は厳しいことで知られています。
日本オリンピックチーム『TEAM JAPAN』の行動規範(抜粋)
- 日本代表選手団編成方針、および大会主催者、JOC、組織委員会が提示する規程や
ガイドライン、ルール等を遵守すること。 - 胸に日の丸をつけた公人であることを自覚し、すべてにおいて規律ある行動をとること
※公人としてのあなたの行動は、すべての人々に、常にどこかで見られていることを忘れてはなりません。
公人であることの自覚と規律ある行動が求められています。
日本体操協会の行動規範
- 日本代表チームとしての活動の場所においては、20 歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する
- 日本代表チームとしての活動の場所においては、20 歳以上であっても飲酒は禁止とする
ただし、合宿の打ち上げ、大会のフェアウェルパーティー等の場合は監督の許可を得て可能とする
日本体操協会の行動規範はさらに厳しい規律があるようです。
20歳以上であってもタバコや飲酒も禁止されている徹底ぶり!
今回、宮田笙子選手はその規範のどちらも破ってしまったことによる代表辞任だったと考えられます。
宮田笙子のお酒とタバコがバレた場所はどこ?モナコでも飲酒喫煙していた噂!・まとめ
いかがでしたでしょうか。
パリオリンピック本番間近のまさかの不祥事問題。
日本女子体操のエースである宮田笙子選手が飲酒・喫煙問題で代表権をはく奪されるのは前代未聞とのことです。
宮田笙子選手のお酒とタバコがばれた場所は東京都内と東京・北区のナショナルトレーニングセンターということがわかりました。
モナコでの飲酒・喫煙の有無はわかりません。
今回は厳しい審判が下ってしまいましたが、今後は改めて再び日本代表選手として活躍してもらいたいものです!