伊達公子のパン屋が閉店した本当の理由!赤字経営だったから?

今も女子テニス界でジュニアの育成に力を入れている元テニスプレイヤーの伊達公子さん。

以前プロデュースしていたパン屋さんが突然の閉店で世間はとても驚かせられました。

パン屋が閉店した本当の理由は赤字経営だったからという噂もあるようです。

噂の真相について探ってみたいと思います。

目次

「フラウクルム」ってどんなお店だったの?

2016年8月、東京・恵比寿の街に現れた「FRAU KRUMM BREAD&COFFEE」。

元テニス選手の伊達公子さんがプロデュースしたドイツパン専門店でした。

「いろんな海外に行く中で、いろんなパンに出会っておいしいパンを知って。外国の中でみなさんがパンとコーヒーを楽しんでいる風景を目の当たりにして、いつしか自分も空間を提供したいなと思ったことがそもそものきっかけです」

J-WAVE NEWS

20代の頃から、いつかカフェをやりたいという思いがあり、ドイツパンにも思い入れがあるようでした。

テニスラケットからめん棒に持ち替えた伊達さんの新たな挑戦は当時話題になりました!

正直、最初聞いたときは「えっ、テニスプレイヤーからパン屋さん!?」って驚きを隠せませんでした。

だけど、伊達さんらしい思い切った転身だったと今になって思います。

閉店の理由は…謎のまま?

さて、2023年10月末に惜しまれつつ閉店したフラウクルム。

どうして閉店したんだろう?って気になりますよね。

実は、公式には具体的な理由は発表されていません。

お店を閉める理由なんて普通は外部に公表なんかしないので発表がないのは当たり前なのかもしれません。

そのため、独自に調べて「フラウクルム」の経営が閉店にも関係していたのかについて考察してみました。

パン屋は赤字経営だった?

閉店の理由は「赤字だったから?」なんて噂もあるけど、それだけじゃなさそうです。

実際にどのぐらいの売り上げがあったのか予測してみましょう。

「フラウクルム」はドイツパンのラインナップが30種類ほどあり、一個当たりの単価は200~300円程度でした。

当時はお店もモーニングから営業しており、オフィスや飲食店が立ち並ぶ好立地条件での客数は100人~200人はいたと思われます。

1人当たりの客単価が500円~1000円だとすると、一日の売り上げは5万円~20万円だったと考えられます。

それらの平均をとって計算すると一カ月の売り上げはこのようになります。

  • 客数:約150人/日
  • 一日の売り上げ:約11.2万円(150人 × 750円)
  • 一カ月の売り上げ:約270万円(112,500円 × 24日 ※営業日24日として)
    ※全て予想です。実際の数字とは異なります。

お店の一カ月の売り上げは約270万円だったと思われます。

続いて出費について考えてみます。

まず、店舗のあった場所は恵比寿駅東口エリアという好立地物件で、店舗は約14坪の広さだったようです。

その広さだと、恵比寿一丁目の店舗家賃の相場は55~70万と言われています。

人件費については、お店の雰囲気は少人数制のアットホームな雰囲気との求人を出していたようです。

そのため、5~10人の間ぐらいでお店を回していたと思われます。

参考:https://bakejob.tomiz.com/jobs/1558

水道光熱費に関しては、一般的な水道光熱費は売上の5%ほどを参考にします。

また、一般的なパン屋の材料費としての原価率は約10%と言われています。

つまり、家賃や人件費・水道光熱費などの諸経費は月にどれぐらいの出費だったかというと…

  • 家賃:約62万/月
  • 人件費:正社員→120万円/月(30万円×4人)※仮に4名で計算
        アルバイト→ 約45万円/月(89,600円 × 5人)※仮に5名で計算
  • 水道光熱費:13.5万円(270万円の5%)
  • 材料費:約27万円(270万円の10%)
  • 月の合計出費額:約267万円
    ※全て予想です。実際の金額とは異なります

上記の計算だと、少なくとも月に267万円支出していたはずです。

実際は、さらにもろもろの経費が掛かっていたとおもわれますのでもっと支出はあったでしょう。

これまでの売り上げと、出費を計算してみたら

270万円(月の売り上げ)-267万円(月の出費)=3万円(月の利益)

もちろん、全て予想ではありますが経営自体はトントン、もしくは赤字を出していたのではないでしょうか。

それに加え、開店費用も初期費用としてかかっているはずです。

パン屋の設備は一般的に最低でも500万と言われていますが、伊達公子さんのお店なので店舗内装等も含めて初期投資に2000万円はかかっていたと思われます。

店舗出店時初期費用:約2,000万円

伊達さんは以前「結果や数字が必ずしも成功の条件ではない」って言ってたみたいです。

これって、単純に儲かる・儲からないだけじゃなく、自分の挑戦にどんな意味があったかを大事にしてる証拠かもしれませんね。

けれど、長く続けていくにはやはり経営的に厳しいものがあって閉店してしまったのかもしれませんね。

7年間の挑戦に区切りをつけて

結果的に伊達公子さんのパン屋「フラウクルム」は7年で閉店になってしまいました。

個人的には、伊達さんにとってパン屋さんの7年間は、また一つの大切な挑戦だったんじゃないかなと思います。

テニスのときもそうだったけど、一つのことに全力投球して、そこから学んだら次に進む。

そんな伊達さんの生き方が表れてる気がしますね。

次は何をしてくれるの?

現在、伊達公子さんは女子ジュニア育成プロジェクトをすすめており、2025年には沖縄でも女子ジュニアの指導をしています。

今は、後輩たちの育成に力を入れている時期なのかもしれません。

でも、閉店を知らせるインスタグラムでは「ネクストチャレンジは模索中」って書かれてました。

パン屋の閉店は次のチャレンジをするためにお店を閉めたということもありそうです。

これって、なんだかすごくワクワクしないですか?

テニスからパン屋さんへ。

そして次は…?伊達さんの次の挑戦、想像するだけでもドキドキしますね!

もしかしたらパンの経験を活かして別の食べ物のお店?それとも全然違う業界?などなど、想像は膨らむばかりです。

まとめ

これまでの調査で、伊達公子のパン屋が閉店した本当の理由は、赤字もあったかもしれないけど新しい挑戦をしたかったからなのかもしれません。

フラウクルムの閉店は寂しいけど、伊達さんの新たな一歩の始まりでもあるんですよね。

私たちができるのは、次の挑戦も応援すること!

みんなは伊達さんの次の挑戦、どんなものになると思いますか?

伊達公子さんは、また別の形で戻ってきてくれるといいなと思います。

これからも伊達さんの活躍から目が離せないですね!

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