将棋界の数少ないトップ女流棋士の西山朋佳さん。
そんな西山朋佳五段が今話題になっています。
西山朋佳さんのwiki経歴&学歴を調査してみました。
調査の結果、姉は囲碁界で天才と言われた西山静香二段ということがわかりました。
天才姉妹についても記述しています。ではご覧ください。
西山朋佳のwiki経歴
西山朋佳さんは、現在女流棋士として活躍しており『永世女王』というクイーン称号を獲得しています。
女流棋士としてタイトル三冠を保持している、女流棋士界のトップに君臨する女流棋士です。
そんな西山朋佳さんのプロフィールはこちらです。
西山朋佳のプロフィール | |
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名前 | 西山朋佳(にしやまともか) |
生年月日 | 1995年6月27日(28歳) |
出身地 | 大阪府大阪狭山市 |
身長 | 不明(170㎝以上と推定) |
血液型 | 不明(姉の西山静佳はB型のため、B型の可能性も?) |
学歴 | 大阪狭山市立狭山中学校ー大阪学芸高等学校ー慶應義塾大学 環境情報学部(中退) |
将棋歴 | 約23年(5歳の頃から) |
所属先 | 日本将棋連盟(関東) |
クイーン称号 | 永世女王(※史上初) |
段位 | 女流五段 |
保持タイトル | 白玲・女王・女流王将 |
趣味 | パフェ巡り |
西山朋佳さんは、連続5期か通算7期の獲得で資格を得る『永世女王』の称号を女王5連覇によって得ました。
史上初の快挙を成し遂げた西山朋佳さんは、女流棋士の中でも歴代トップクラスの人物ですね!
主な昇格の歴史
西山朋佳さんの主な成績は以下のとおりです。
奨励会 | ||
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2010年 | 15歳 | 関西奨励会 入会(6級) |
2014年 | 19歳 | 初段 |
2014年 | 19歳 | 二段 |
2015年 | 20歳 | 三段 |
2021年 | 26歳 | 関西奨励会 退会(三段) |
女流棋士 | ||
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2021年 | 26歳 | 女流三段(奨励会規定により獲得) |
2022年 | 27歳 | 女流四段(女流棋士転向後タイトル3期 = 第15期女王防衛) |
2023年 | 28歳 | 女流五段(女流棋士転向後タイトル7期 = 第45期女流王将戦防衛) |
西山朋佳さんは2010年の中学校2年生の頃にプロ棋士の養成機関である『関西 新進棋士奨励会』に入会しました。
西山朋佳さんは元々、5歳の頃から将棋を習っており成績も優秀でした。
しかし当時は将棋に対してそこまでモチベーションは保てていなかったようです。
そのまま女流棋士になる道もあったようですが、
自分の力を試したい
という気持ちもあり、養成機関の『関西 新進棋士奨励会』に入会を決めたそうです。
西山朋佳の学歴
西山朋佳さんは、将棋だけではなく文学も優秀だったといいます。
中学・高校と過酷な将棋界での道を進みながら大学に進学する道を一度は選びました。
大学では将棋が忙しくなり結果的に中退してしまいました。
在学中は二足のわらじを履きながらの生活で忙しかったようです。
中学校:大阪狭山市立狭山中学校
大阪狭山市立狭山中学校は、大阪府大阪狭山市にある公立中学校です。
西山朋佳さんは、中学時代にも小学校から続けて将棋に取り組んでいました。
中学1年の頃には中学選抜(全国中学生選抜将棋選手権大会)の推薦をもらったこともあるようです。
しかし、当時の西山朋佳さんは将棋に対してのモチベーションに波があったそうです。
結局、中学選抜の推薦の話は断ることになったとのこと。
中学2年のときに周りに説得されながらではありましたが、ある出来事が起こります。
この優勝をきかっけに再び将棋への情熱が戻りました。
もっと自分の力を試したいという気持ちでさらに将棋にのめり込むようになりました。
このときが、西山朋佳さんの将棋人生の転機だったのかもしれませんね!
高校:大阪学芸高等学校 特技コース
大阪学芸高等学校は、大阪府大阪市住吉区にある私立高等学校です。
偏差値は「45 – 62」で、大阪府内の548校あるうちの79位の位置にある進学校です。
西山朋佳さんは「特技コース」というコースで入学をしました。
「特技コース」では、その道の『プロ』を育てることを学校として応援しているコースです。
何かしらの活動が理由での休みなら「公欠」扱いになるようです。
勉強も特技も磨けるといったアスリートや芸能等の活動をしている人にとって、
とても過ごしやすい学校だといいます。
西山朋佳さんは当時、平日でも奨励会の記録係(プロ棋士の公式戦の記録を取る係)の役割がありました。
しかし、学校の公欠システムで将棋に専念できたとのことです。
学校の後押しもあってからこその、将棋ができる環境だったようですね!
大学:慶應義塾大学 環境情報学部(中退)
環境情報学部は「偏差値72」のかなり優秀でないとなかなか入ることのできない学部です。
西山朋佳さんは、「AO入試」で『慶應義塾大学 環境情報学部』に入学しました。
学校を選んだ理由の一つに東京に憧れを抱いていたこともあったとのこと。
また環境情報学部が学生の活動を応援するという風潮があることにも魅力を感じたようです。
学校生活は、親しい友人もできて楽しかったということですが、将棋との両立は難しかったようです。
そのころは、奨励会の段位も『三段』に上がり『三段リーグ』にも挑戦していました。
そのため将棋の方が忙しくなり、結果休学を挟んで中退してしまいました。
今では将棋という個人競技で良かったと思っているようです。
しかし大学時代の友人との交流の中で社会の話を聞くのは刺激になっているようです。
大学時代にも将棋で忙しい西山朋佳さんが想像できますね。
天才姉妹と呼ばれた姉は囲碁の西山静佳!
西山朋佳さんの姉は囲碁の女流棋士の西山静佳です。
姉の西山静佳さんは朋佳さんと3歳離れており、プロの囲碁棋士で段位は二段の凄腕です。
姉:西山静佳ー囲碁 二段
妹:西山朋佳ー将棋 女流五段
お二人の囲碁や将棋の腕前は素晴らしく、天才姉妹と呼ばれています。
しかし静佳さんと朋佳さんは同じ競技につきませんでした。
その理由として両親の想いがあったそうです。
- 一つに同じ競技を兄弟姉妹にやらせると弟、妹など下の子の方が伸びるから同じことはやらせない
- 比べられることがあるので、同じ習い事はさせたくない
このような想いがあり、別々の競技を勧めていたようでした。
また、お二人は姉妹だけあってよく似ていてかわいいとも世間から評判です!
姉妹で将棋と囲碁を始めたきっかけ
元々、最初に競技に取り組んだのは姉の静佳さん。
静佳さんは最初はピアノを習っていましたが親指の骨折で後遺症が残ったため、囲碁に転向。
ちょうどそのころ、マンガ「ヒカルの碁」が流行っていたのが始めたきっかけだったようです。
そして、妹の朋佳さんは同じ時期に将棋教室「若駒会」に通い始めたとのこと。
それぞれ別の競技に興味をもった理由について姉の静佳さんはこのように語っています。
私は囲碁が面白く、妹は将棋が面白かったから
父親の西山俊章さんは二人の性格をこのように話していました。
- 静佳は明るくて、お調子者なところもある。
- 朋佳は頑固一徹。ポーカーフェースで表情に出さない。
このような性格が、囲碁と将棋の好みを分けたのかもしれませんね!
西山朋佳のwiki経歴&学歴!姉は囲碁の西山静香で二人は天才姉妹!・まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまで、西山朋佳のwiki経歴&学歴を紹介してきました。
また、西山朋佳さんの姉は囲碁の女流棋士「西山静佳」だということがわかりました。
将棋と囲碁、それぞれの道で互いに腕を競い合い実力を伸ばしていったのかもしれません。
西山朋佳さんは、今後女性としては初のプロ棋士を目指し奮闘中です。
西山朋佳さんのこれからの活躍を応援していきたいと思います!