ドジャース大谷翔平選手の臨時の新通訳として話題のウィル・アイアントンさん。
超エリートと言われるウィリアム・アイアトン(ウィル・アイアトン)さんは一体何者なのか、wiki経歴&学歴を調査してみました。
意外なことに吉本所属だった過去も判明!
最後までご覧ください。
ウィル・アイアトン(Will Ireton)のwiki経歴・プロフィール
<プロフィール>
- 名前:ウィル・アイアトン(Will Ireton)
- 生年月日:1988年12月21日(35歳)
- 出身地:日本 東京
- 国籍:日本
- 学歴:ミッドパシフィック高校→メンロー大学
- 所属:ドジャース
- 所属詳細:編成部・選手能力開発、通訳
日系アメリカ人の父と、フィリピン人の母親をもつウィル・アイアントンさんは日本の東京に生れ落ちました。
中学卒業の15歳まで日本で過ごし、高校からはアメリカ・ハワイの学校に入るため渡米しています。
そんなウィル・アイアトンさんは、数々の輝かしい経歴を持っていることがわかりました。
<ウィル・アイアトンの経歴>
- 2007年 ミッドパシフィック高校卒業
- 2012年 メンロー大学卒業
- 2012年 IBAF2012年アジアカップ・フィリピン代表として出場
- 2012年 WBCフィリピン代表選手として予選に出場
- 2013年 テキサス・レンジャースとマイナー契約
シングルAのビデオコーディネータとしても兼任 - 2014年 田中将大選手のニューヨーク・タイムスの記事を書く
- 2014年 ニューヨークヤンキーススタッフとして田中将大投手の通訳担う
- 2015年 株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーに入社
- 2015年 WBCフィリピンチームゼネラルマネージャーに就任
- 2016年 ドジャース前田健太投手の通訳
- 2018年 ドジャースのAAA傘下チームの育成コーチに就任
- 2019年 マイナーリーグのデータコーチに就任
- 2020年 ドジャース編成部に就任(パフォーマンスオペレーションマネージャーとして選手能力開発を担当)
- 2022年 ドジャース編成部・選手育成能力開発の主任に昇進
- 2024年 大谷翔平選手・山本由伸選手の通訳になる
プロの野球選手として活躍した後は、ライターや通訳、マネージャーなど様々な職種でサポートスタッフとして関わってきました。
多彩な才能あふれる経歴で世間からも注目を集めています。
高校:ハワイのミッド=パシフィック・インスティテュート
東京の中学校を卒業後、ハワイのミッドパシフィック高校に入学。
海外の高校に入学した理由についてはこのように話しています。
アメリカで野球がしたかった
将来はアメリカ本土で野球をするためのステップとして、ハワイのミッドパシフィック高校を選択。
ミッドパシフィック高校では、投手や三塁手などのポジションをこなしレギュラーとして活躍していたとのこと。
ミッドパシフィック高校の場所と学校のレベル
ミッド=パシフィック・インスティテュート(高校)はハワイの中でも3本の指に入るほどの進学校で、かなりレベルの高い高校です。
海外からの留学生も積極的に受け入れている、国際的な学校としても知られています。
ウィル・アイアトンさんは高校時代から夏休みはサマー・ベースボール・リーグに参加していました。
勉強に野球に文武両道な学生生活だったのですね。
大学:カリフォルニア州のメンロー・カレッジ
ミッドパシフィック高校を卒業して、アメリカ本土カリフォルニア州のメンロー大学に入学します。
ウィル・アイアトンさんは大学生活の中で、数々の名誉ある賞を受賞しました。
- 2011年 トップ・アカデミック・アスリート賞を受賞(大学3年次のスポーツ部で最高成績)
- 2012年 コリス・スチーア賞を受賞(大学スポーツ部の中で最高成績)
- 2012年 メンロー大学卒業生の中で最優秀賞を受賞(4段階の成績中、3.91)
なぜこんな優秀な成績がとれたのか、その理由を語っていました。
勉強も頑張らないと親に日本に連れ戻されるので。そうしないと好きな野球ができなくなるので・・・
親御さんとの約束として勉強が第一にあったようです。
好きな野球のためにここまで頑張ることができるのは凄いことだと思いますね!
メンロー・カレッジの場所と学校のレベル
メンロー大学では、国際ビジネスを専攻し勉学に励みました。
ここも世界中からの留学生を受け入れており国際的な学校の一つです。
入学してから4年以内で卒業する学生が全体の75%と、全米平均を上回るレベルの高い学校です。
学校自体も成績が良くないとスポーツもやらせないというほどの文武両道の学校です。
そんななか、大学で1番の優秀賞をとるウィル・アイアトンさんは天才と言われるほどの学生だったのでしょうね。
WBCフィリピン代表
2012年には、WBCの予選にてフィリピン代表選手に選ばれました。
相手は「台湾」「ニュージーランド」などと戦い、本線出場にはなりませんでしたが国の代表として打席にも立つことができました。
台湾戦で打席に立ったウィルアイアトンさんは「三塁ゴロ」で残念ながらヒットにはなりませんでした。
しかし、そのWBCのフィリピン代表選手になった実力を買われ、その翌年テキサス・レンジャースとマイナー契約を交わすことができました。
野球が大好きなウィルアイアトンさんは現役を引退するまで野球を頑張っていたようです。
田中将大選手をきっかけにヤンキースに入団
田中将大選手がヤンキースに来る前、日本でニューヨークタイムスが通訳を探していました。
そこで、目に留まったのがウィル・アイアトンさんでした。
田中将大の高校や、コーチにインタビューを行い田中将大選手をニューヨークに紹介する記事を書く仕事をもらいます。
この田中の記事がきっかけでヤンキースに入団し、田中将大選手の通訳やアシスタント業務につきました。
引退したタイミングで新たに仕事が入ってくるのは、運もあるかと思います。
しかし、一番はウィル・アイアトンさんのこれまで頑張ってきた功績が実ったのだと思います。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーの所属だった
ウィル・アイアトンさんは、実は日本の吉本興業「株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー」に所属していたこともありました。
よしもとでは、スポーツマネジメント業務を担当していたようです。
よしもとのスポーツマネジメント業務は、大リーガーの選手の多くもサポートしています。
英語だけではなく、野球の文化をわかったうえでのマネージメントはやはり選手にとって大切なサポーターになっているようです。
よしもとで仕事するウィル・アイアトンさんは
入らせてもらっただけで光栄です!
と、よしもとでのマネジメント業務を誇りに思っている様子でした。
ドジャース入団 明るいキャラが人気の理由
2016年にはドジャース球団に所属することができ、前田健太選手の専属通訳を務めることになります。
当時、ウィルアイアトンさんは持ち前のキャラと明るさで前田健太選手と友好な関係を築いていました。
ウィル・アイアトンさんはチームメイトからは「ウィリー」の愛称で親しまれています。
チームメイトからも明るいキャラが人気で練習以外でも一緒に楽しむ動画がたくさん存在しています。
このような陽気なキャラクターでチームメイトとの信頼関係を気づき、選手のサポートの役に立てていったのだと思われます。
前田健太選手も自身のインスタでいつも楽しそうに動画を公開していました。
ドジャースではエリート主任
ウィル・アイアトンさんは、2018年に一旦通訳の仕事を離れ、ドジャースのAAA傘下チームの育成コーチに転身します。
そこで、データ分析や、ビデオコーディネーターを学びます。
2019年にはマイナーリーグのデータコーチに就任し、データー分析を基に選手たちをサポートし続けました。
その実績が買われ、2020年にはドジャースの編成部に入ることになりました。
『パフォーマンスオペレーションマネージャー』という役割で選手育成や能力開発を担当します。
2022年には、編成部の主任に抜擢されて現在の大谷翔平選手や、山本由伸選手の通訳を任されてることになりました。
ドジャースのエリートであるウィル・アイアトンさんは選手にとってかなり必要なスタッフといえるでしょう!
大谷翔平選手の通訳として活躍中!
2024年3月26日、大谷翔平選手は水原一平氏のスポーツ賭博と盗難詐欺事件について会見を行いました。
そのそばで通訳をするのは、今までの水原一平氏ではなく、真剣に大谷選手の言葉を通訳するウィル・アイアトンさんの姿がありました。
その姿は真剣で、いつもの明るいキャラではありません。
これからも大谷翔平選手の大切な場面でこのようなサポートをしていくことでしょう。
頼りになる通訳として周りからも認められていくと思います。
【何者】ウィル・アイアトンのwiki経歴&学歴!元吉本所属の超エリート!・まとめ
いかがでしたでしょうか。
水原一平さんの代わりに大谷翔平選手の新通訳に選ばれたウィル・アイアトンさん。
今後は、大谷翔平選手だけではなく、妻の真美子さんのサポートもするとも言われています。
キャラも濃く、明るく元気なウィル・アイアトンさんに今後も注目が集まりそうですね!